北京市にある中関村第三小学校は始業式に、東京五輪の卓球女子団体で金メダルを獲得した孫穎莎選手をゲストに招いた。孫選手は、料理用木べらで小学生と対戦し、会場を沸かせた。北京日報が報じた。
ネットユーザーからは、「笑笑笑。これって中国卓球代表におけるお約束だよね?」というコメントが寄せられている。
英俳優のベネディクト・カンバーバッチと料理用木べらで対戦した元卓球女子の鄧亜萍。
小学生と対戦してみせただけでなく、孫選手は児童たちに、「新学期が始まった。小学生の皆さんには、たくさんの知識だけでなく、しっかりと自信も持ってもらいたい。最後まで絶対にあきらめず、自分のことをすぐに疑ったりしないように」とエールを送った。
今回、初の五輪出場となった孫選手は女子シングルスで銀メダル、女子団体で金メダルを獲得するなど、収穫の多い大会となった。東京五輪が終わったのを受け、ITTF(国際卓球連盟)は世界ランキングを更新し、女子は中国の陳夢選手が1位をキープ。東京五輪で日本の伊藤美誠選手に2度勝利した孫選手は、伊藤選手を抜いて2位に順位を上げた。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年9月3日