今月15日午前8時、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市方正県紅星林場に住む高洪宝さんがPCR検査を受けるため徒歩で移動していた際、見たことのない野生動物の足跡を偶然発見した。同県林草局がすぐに現場に駆けつけて調査とサンプル採取を行い、状況を省野生動物研究所に伝えた結果、写真から野生のアムールトラの足跡ではないかという初歩的な結論が得られた。中国放送網が報じた。
足跡の大きさは幅が14センチ、長さ16センチで、その歩幅は80センチだった。
方正県では2014年に初めて野生のアムールトラの足跡が発見されたが、今回はそれから7年ぶりの発見となった。地元の野生動物管理当局は、最近、大雪が続いており、イノシシなどの獲物を追って、アムールトラが村にまで近づいて来たのではと分析しており、地元の林業従事者もすぐに微信(WeChat)を通じて、近隣住民に注意を呼びかけた。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月18日