中国科学院国家宇宙科学センターがこのほど発表した情報によると、同センターの劉洋研究員のチームは月探査機「嫦娥4号」の月面探査車で取得した超高空間分解能の映像とスペクトルデータに基づき、初めて月の表面で現場にある状態のまま年齢が百万年内の炭素質コンドライトの残留物を発見した。上述の成果はこのほど、国際的に有名な学術誌「ネイチャー・アストロノミー」に掲載された。人民日報が伝えた。
嫦娥4号の任務の前に、人類はアポロのサンプルの中から炭素質コンドライトの欠片を発見していたが、月面のリモートセンシング探査で直接、炭素質コンドライトの残留物を観測したことはなかった。劉氏のチームの発見は、揮発分を豊富に含む炭素質小惑星の衝突が引き続き現在の月に水を提供している可能性があることを明らかにした。また同研究によると、比較的若い月面物質(例えば嫦娥5号のリターンサンプル)にコンドライトの残留物が含まれる可能性があることを示した。一方で、嫦娥5号のサンプルに含まれるかもしれない炭素質コンドライトの残留物に対する直接的な分析は、地球月システムの衝突体の成分及びタイプの変化の歴史に重要な参考材料を提供するとともに、太陽系の軌道の動力学的な変化の可能性をさらに絞ることになり、太陽系内の衝突の歴史への理解が深まる見込みだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年12月3日
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