国家航天局によると、中露は16日に共同で発表した「国際月科学研究ステーションロードマップ(V1.0)」と「国際月科学研究ステーション協力パートナーガイドライン(V1.0)」は、国際月科学研究ステーションの概念、科学分野、実施方法、協力チャンスの提案などの内容を紹介した。その具体的な内容はすでに国家航天局のウェブサイトで公表されている。科技日報が伝えた。
国際宇宙探査会議(GLEX)の会期中、中国国家航天局とロシアのロスコスモスはオンライン・オフラインを融合する形で、国際月科学研究ステーションロードマップ世界インターネットフォーラムを共催した。フォーラムはロスコスモスのセルゲイ・ サヴェリエフ副社長が主催。中国国家航天局の呉艶華福局長が出席し、挨拶した。
中露が国際社会に向け共同で発表した「ロードマップ(V1.0)」と「ガイドライン(V1.0)」は国際パートナーに、国際月科学研究ステーションの計画、論証、設計、研究・製造、実施、運営などの段階で広く参加するチャンスを与えるのに役立つ。中露は国際パートナーによる国際月科学研究ステーション任務の各段階、及び各段階の各レベルのプロジェクト協力への参加を歓迎する。
国際月科学研究ステーションの活動の深まりに伴い、中露は適時「ロードマップ」と「ガイドライン」の更新版を発表し、国際月科学研究ステーションの各段階のマイルストーン計画をさらに明確にし、協力パートナー加入手続きを適時発表することで、プロジェクト全体の安定的な推進を保証する。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年6月17日