ファーウェイ独自のハーモニーデバイスが2.2億台突破　スマートカーも初公開

華為（ファーウェイ）技術有限公司は23日、独自開発の基本ソフト（OS）「鴻蒙（ハーモニー、Harmony）」の最新の進展状況を発表した。それによると、デバイス数は2億2千万台を超え、世界でユーザー数が最も速く1億人を突破したOSになったという。ファーウェイは同日ハーモニーを搭載した初の自動車も公開した。中国新聞網が伝えた。

ファーウェイの余承東常務取締役は同日に行われた冬季の旗艦新製品発表会で、「これまでにハーモニーOSを搭載したファーウェイのデバイスは2億2千万台を超えており、（アップグレードした）ハーモニーOSコネクトを搭載した2021年の新たな生態圏対応デバイスの出荷量は1億台を超えた」と述べた。

今年6月、100種類のデバイスがハーモニーOS2.0にアップグレード可能になり、アップグレードしたユーザーが3ヶ月で1億人を超え、世界でもっとも速く1億人を超えたOSになった。

ファーウェイはハーモニーシステムをベースにした複数の製品を発表してきた。これには縦折り型スマートフォン「ファーウェイP50 Pocket」、中国のスマートカーブランド「AITO」のスマートカー「問界M5」、血圧測定機能搭載のスマートウォッチ「ファーウェイWatch D」、「ファーウェイVRゴーグル」などのハーモニーOS搭載新製品があり、ハーモニーの生態圏がますます豊富になっている。（編集KS）

「人民網日本語版」2021年12月24日