預かり手荷物として運ばれるキャリーケースに入れられた動物たち(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
山東省済南市の長距離バスターミナルの発車エリアで1月13日、ちょっと変わった「乗客」の姿を目にした。その「乗客」とはいずれも、キャリーケースに入れられた動物で、身長30センチほどの小型犬から、身長1メートル以上の大型犬やヤギまでおり、キャリーケースの中には、水や食べ物も準備されている。預かり手荷物として運ばれるこれらの動物たちの一番遠い目的地は内蒙古(内モンゴル)までで、省内外のさまざまな都市まで運ばれる。運ばれる動物の多くは、ペットショップから送られており、長距離バスによってこうした生きた動物たちが運ばれることになる。一部は春節(中国の旧正月、2022年は2月1日)連休中に帰省する人が、ペット同伴で帰省し、年越しするというケースも見られる。動物を運ぶ車両は、そのほとんどが専用の貨物車となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年1月14日