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中国の「人口最少年齢層」が結婚・出産適齢期に 出生数への影響は?

人民網日本語版 2022年01月12日16:23

先ごろ、「福建省で『00後』の婚姻届提出者数が1万を突破」というニュースが広く注目を集めた。2022年の到来に伴い、最初の「00後」(2000年代生まれ)の男性が徐々に法的に結婚可能な年齢に達し、「00後」が結婚や出産・子育ての適齢期に入ってきている。1月10日10時40分の時点で、福建省ではすでに1万2831人の「00後」が婚姻届を提出した。

中国の結婚適齢層にはどのような変化が生じているのだろうか?毎年の出生数データと国家統計局が最近発表した「中国統計年鑑2021」を整理してみたところ、「00後」はその数が最も少ない世代だった。同時に、2020年の第7次国勢調査データによると、5年を1つの年齢層として見た場合、結婚や出産・子育ての適齢期を迎えた年齢層は現在、ちょうど人口が最も少ない年齢層となっている。

データによると、「00後」の総数はわずか1億6300万人。比較してみると、「10後」(2010年代生まれ)は1億7300万人おり、「00後」より1000万人余り多い。このほか、「60後」(1960年代生まれ)や「70後」(1970年代生まれ)、「80後」(1980年代生まれ)、「90後」(1990年代生まれ)は、どの世代も人数が2億人を超えている。今後、「00後」が徐々に就職し、結婚や出産・子育ての段階を迎えるにつれて、多くの関連業界にも目に見えた影響が表れてくるだろう。

2020年年齢層別人口関連状況(データソース・「中国統計年鑑2021」)。

「中国統計年鑑2021」によると、2020年、15-19歳の年齢層はわずか7268万4000人で、その時点で70歳以下の各年齢層のうち人数が最も少ない年齢層だった。

2020年の民政事業発展統計公報によると、2020年に婚姻届を提出した人の年齢分布状況では、25-29歳の割合が34.9%で首位を占め、30-34歳が19.3%、20-24歳はわずか18.6%だった。

つまり、2020年時点で、20-24歳の年齢層のうちかなりの部分が未婚だったということだ。この年齢層と15-19歳の年齢層は、60歳以下の人口のうち人数が最も少ない2つの年齢層で、今後数年のうちに結婚や出産・子育ての時期を迎える。今後数年間、中国は結婚者数においても出生数においてもこの影響を受けることが見込まれる。

その一方で、2020年のデータによると、15-19歳の年齢層の人口性比(女性100人に対する男性の数)が116.12と、人口性比が最も高い年齢層となり、10-14歳の年齢層の人口性比は115.03だった。つまり、今後「00後」はますます結婚難となり、これも全体の結婚率と結婚者数に影響するとみられる。

人口の専門家である広東省人口発展研究院院長の董玉整教授は、「結婚者数の減少は出生数に必然的に実質的影響を与える。結婚者数が減少すると、必然的に出生数の増加に影響する。今後しばらくの期間、出産・子育てをする女性や、既婚で出産・子育て適齢期の女性の数が減少することは逆転し難い趨勢となるだろう」と分析している。(編集AK)

「人民網日本語版」2021年1月12日

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