首都医科大学附属北京リハビリ病院整形外科リハビリセンター主任医師の楊華清氏によると、屋外でウィンタースポーツをする際の環境温度は通常マイナス20度前後で、室内との温度差が大きく、人体の低温に対する耐性が高まるという。光明日報が伝えた。
ウィンタースポーツによる負荷は夏季のスポーツよりも大きく、夏季スポーツよりもさらに身体能力を増強し、防寒や病気予防の力を高めることができる。ウィンタースポーツは血液の循環を良くし、心血管機能を高め、多くの心血管疾患を予防することができる。それに伴って神経系統機能も増強され、新陳代謝により脳機能も改善することができる。
寒さで皮膚の血管収縮が促進され、皮膚の血液循環が良くなり、皮膚に十分に栄養が行き渡ることで、肌がきれいになり、美容効果も促進される。そのため、ウィンタースポーツをする人は肌に弾力が出て、つややかになる。
青少年が頻繁にウィンタースポーツをすると、成長や発育を促進し、成人になった後に各種疾患にかかるリスクを減らすことができる。また、中高年の人にとっては、適度にウィンタースポーツをすることで、老化を遅らせ、高血圧や冠動脈性心疾患、糖尿病、骨粗しょう症などにかかる確率を減らすことができる。(編集AK)
「人民網日本語版」2022年1月30日