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海南省が13歳から14歳までの女児全員にHPVワクチン無料接種へ

人民網日本語版 2022年02月11日10:22

海南省政府のサイトは今月7日、HPVワクチン接種をまだ受けていない13歳から14歳までの女児を対象に無料で国産の2価のHPVワクチンを接種することを含む2022年に省民対象の実施事項を発表した。子宮頸がんを予防する効果が証明されているHPVワクチンの接種は、「接種内容に対して理解し、自ら希望し、無償」を原則に実施される。

報道によると、海南省婦女児童医学センター婦女保健科の趙暁紅科長は、「海南省の年間出生数に基づいて試算すると、一定の割合(13‐14歳半)で接種を進めれば、今年、女子7万1000人がHPVワクチンを接種できる。今後も毎年、同年齢層の女児に接種すれば、毎年、3‐4万人の女児が接種することができる」と説明した。

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続感染することで起き、多くのがんの中でも、唯一原因が明確で予防可能ながんとなっている。HPVワクチン接種は子宮頸がんの効果的な予防策の一つだ。

中国では、2020年以来、内蒙古(内モンゴル)自治区鄂爾多斯(オルドス)市や福建省厦門(アモイ)市、山東省済南市、広東省、四川省成都市、江蘇省無錫市、連雲港市連雲区、河南省鄭州市、河北省石家荘市などが、HPVワクチンの無料接種展開を発表し、順次実施を始めている。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年2月11日

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