世界保健機関(WHO)の関係者は現地時間今月4日、「中国の中国医薬集団(シノファーム)や科興控股生物化学(シノバック・バイオテック)などの新型コロナウイルスワクチンは、オミクロン株の重症化や入院のリスクを下げる効果があることが研究で明らかとなっており、ワクチンの重症化や入院を防ぐ効果は維持されている」との見方を示した。
同関係者は、「南アフリカでは新規感染者が激増した後、急速に減少し、その入院率や死亡率も低くなっているが、ハイリスクグループやワクチン未接種者は依然として、オミクロン株に感染して重症化する可能性がある」と指摘した。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月5日