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研究報告、咀嚼力が強いほどアルツハイマー型認知症への罹患リスクが低下

人民網日本語版 2022年03月01日13:39

食べ物を噛む時に使われる下顎骨を覆う筋肉群のうち最大のものは、「咀嚼筋」のひとつ「咬筋」であり、食べ物を噛み砕くときに主に働く。三叉神経の働きにより、「咬筋」が収縮すると、下顎骨は上に動いて、上の歯と下の歯がかみ合い、硬い食べ物を噛み砕く。生命時報が伝えた。

咬筋の筋繊維はかなり大きいうえ、ある程度顔面を支える働きがあり、中から下にかけて顔面の2分の一の見た目は、この咬筋の影響を受ける。

自分の顔が大きく、四角くなったと感じる場合の多くは、「咬筋」が逞しくなったことが原因かもしれない。

〇咬筋が元気なら長生きできる

咬筋は、長生きの鍵を握る筋肉だ。咬筋が強いと、脳年齢を若く保つことができる。若い時に非常に硬い食べ物などを食べていた人は、年老いても、硬い食べ物を噛む力が残っており、それは栄養の吸収や精神状態にもプラス影響を及ぼし得る。

2017年に「米アメリカ老年医学会誌(Journal of the american geriatrics society)」に掲載された研究論文によると、咀嚼力の強弱から、アルツハイマー型認知症への罹患リスクを予測することが可能であり、咀嚼力が強ければ強いほど脳年齢が若く、アルツハイマー型認知症に罹患するリスクは低下するという。

「人民網日本語版」2022年3月1日

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