開花が始まった顧村公園の早咲きさくら(撮影・張亨偉)。
春の足音が近づいており、ワクワクする花見の季節も間もなく到来する。3日に開かれた「2022上海さくら祭り」のブリーフィングでは、「競うように咲き誇るさくら」をテーマとした「上海さくら祭り」が間もなく開幕することが明らかになった。中国新聞網が報じた。
顧村公園で満開の早咲きさくらを眺める女の子(撮影・張亨偉)。
最新のさくら開花・満開予想によると、「上海さくら祭り」の会場となる顧村公園で最も多いソメイヨシノは3月中旬から下旬にかけて見ごろを迎えると予想されている。同公園では、約150ヘクタールに植えられた約110品種のさくら1万6000本が順次花を咲かせ、ロマンチックなピンク色のさくらの海が広がることになる。
2011年に始まった「上海さくら祭り」は年々その質が向上しており、これまでに花見客延べ1369万人の来場を記録している。今年で10周年を迎えるこの上海市民のための文化フェスティバルのメイン会場には顧村公園が選ばれている。
また現段階での新型コロナウイルス対策を考慮して、顧村公園や周辺の公共の場所、環境、物品をめぐる対策の監督・指導が強化される。公園の職員の健康モニタリングや入園者の制限管理、来場者の健康コード、渡航歴記録のチェック、園内施設の消毒なども強化される。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年3月7日