国際オリンピック委員会(IOC)は5月19日、スイス・ローザンヌで執行委員会を開き、昨年開催された東京五輪陸上競技男子4×100メートルリレー決勝において中国に対して銅メダルへの繰り上げを発表し、中国代表である蘇炳添選手、謝震業選手、呉智強選手、湯星強選手は、6種類の授与式のタイプから1つを選び、遅ればせながら銅メダルを手にすることになる。新華網が伝えた。
IOCが定める繰り上げメダル授与手順によると、IOCの公式発表後、繰り上げでメダルを授与される選手は、自国(地区)のオリンピック委員会から通知を受け、授与式のタイプを選ぶことができる。
授与式のタイプは、次の五輪大会、ユースオリンピック、IOC本部またはオリンピック博物館、国家(地域)オリンピック関連イベント、国際スポーツ団体関連イベント、個人授与式の6種類となっている。対象選手が授与式のタイプを決定したのち、IOCおよび関連国家(地域)のオリンピック委員会は、1年以内(次の五輪大会を選んだ場合を除く)にメダル授与式を行う。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年5月20日