9月30日、北京宇宙飛行コントロールセンターで撮影した転位する実験モジュール「問天」。(撮影・郭中正)
中国有人宇宙事業弁公室によると、9月30日12時44分、上空と地上の約1時間にわたる共同作業を経て、宇宙ステーション「天宮」の実験モジュール「問天」の転位に成功した。新華社が報じた。
同作業では、「問天」の関連の状態設置が完了した後、「天和」コアモジュールから分離。その後、平面転位のスタイルで転位が完了した。そして、ノードモジュールの横側のポートと再びドッキングした。
中国がモジュールを転位させることで、軌道上で、大容量モジュールの転位を実施したのは今回が初めてだ。転位完了後、宇宙ステーションは、モジュール2基で構成されるようになり、その形は「一」の字から、「L」型へと変化した。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年10月1日