今月11日0時、中国全土の鉄道でダイヤ改正が実施され、江西省南昌市と北京市を結ぶスマート高速列車「復興号」の運行が始まった。所要時間は6時間以下に短縮され、旅客はさらに快適で便利な移動を体験できるようになっている。
今回、運行が始まった「復興号」は、南昌西駅から北京西駅に向かうG892号とG894号、北京西駅から南昌西駅に向かうG893号とG895号。昌九都市間鉄道、武九旅客専用線、京広線を経由し、廬山駅、武漢駅、鄭州東駅、石家荘駅などを通過する。
江西省の伝統的な陶磁器「青花磁」の要素が車内のあちこちに取り入れられているほか、「列車ガイド」や「列車便利ボックス」も設置されており、旅客におもてなしサービスが提供されている。また、さまざまな価格の食事をベースに、景徳鎮、鄱陽湖、九江市、南昌市の約10種類のご当地料理も提供されている。
投入されている「復興号」はCR400シリーズ、CR300シリーズ、CR200シリーズの3種類。CRは「中国鉄路」のイニシャルで、数字は営業運転時の最高速度を表している。通常の営業運転の時速は350キロ、250キロ、160キロで、それぞれ高速鉄道、快速列車、都市間鉄道に対応している。
中国鉄路南昌局が今回導入したCR400AF-Z型「復興号」5組は、「復興号」シリーズのうち最も速い350キロの車両となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年10月12日