商務部(省)が22日に発表した最新のデータによると、今年1-8月には中国の金融分野を除く対外直接投資が前年同期比7.2%増の4927億6千万元(1元は約20.0円)に上り、増加率は1-7月を2.8ポイント上回った。米ドル換算では同5.8%増の751億1千万ドル(1ドルは約142.1円)だった。中国新聞社が伝えた。
産業別に見ると、中国企業から海外のリース・ビジネスサービス産業への投資が急速に増加し、規模は同25.1%増の251億3千万ドルに達した。次に増加したのは卸売・小売産業への投資で、同13%増の129億1千万ドルだった。製造業、建設業、科学研究・技術サービス業などの分野への投資も増加傾向を示した。
地域別に見ると、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国は引き続いて中国企業に人気の投資先だった。公的統計によると、1-8月の沿線国への非金融分野の直接投資は同8.2%増の139億5千万ドルに上り、同期の対外直接投資全体に占める割合は同0.5ポイント上昇して18.6%になった。
請負工事の状況を見ると、1-8月の中国の対外請負工事の完成工事高は同2.3%増の6113億7千万元、新規契約額は同5.9%減の8461億7千万元だった。「一帯一路」沿線国に対する完成工事高は507億5千万ドルで54.5%を占め、新規契約額は667億6千万ドルで51.8%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年9月23日