2022年「インターネットの光」博覧会が8日午前、浙江省の烏鎮で開幕した。年に1度の「烏鎮タイム」が始まった。同博覧会では、手に取って体験できる画期的な技術の製品を通じ、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータといった科学技術関連のワードを人々にとって身近なものに感じさせている。現場の多くの製品はハードテクノロジーが使用されているだけでなく、人のぬくもりを感じることができる。中国日報網が伝えた。
■スマートヘルメット、配達員の安全を保障

フードデリバリー配達員の安全問題が注目を集めているが、同博覧会では、携帯電話とヘルメットの機能を一体化させたスマートヘルメットが展示されている。IoT、ビッグデータ、AIなどの技術を駆使し、設計の中にセンサーとハードウェアモジュールを加えた。配達員の安全状態の識別をサポートする一方で、音声操作を追加することにより、運転しながらの携帯電話操作を減らし、配達員の人身の安全を保障できるようになっている。
また、このヘルメットは配達員が正確に着用しているかを識別できる。転倒または衝突の際にはSOSモードが起動し、緊急連絡先に配達員の位置情報をショートメールで送る。ヘルメットにはさらにショートカットキーが設置されており、配達員は音声とキーの2つの方法によって受注、店舗到着の確認、注文側の携帯電話へのダイヤルなどの操作を行える。こうすることで、運転しながら携帯電話を操作することを回避し、配送の安全性を高めた。
■目でタイピングする心温まるテクノロジー

展示エリアでは、目でタイピングができる「眼球運動入力装置」が注目を集めた。装置は利用者の目の動きを正確にキャッチし、タイピングの機能を実現している。
「『十四五』障がい者保障・発展計画」によると、中国の現在の障がい者数は8500万人。障がい者やALS(筋萎縮性側索硬化症)などの患者にとって、目の動きと凝視でパソコンの入力が行えるこの装置によりタイピングの効率が上がり、生活がより便利になるのをサポートできる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月9日
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