甘粛省武威市涼州区は近年、ゴビ砂漠地帯を重点とする大型風力・太陽光発電拠点を建設するチャンスをつかみ、太陽光発電による砂漠化対策の新モデルを模索している。トングリ砂漠の利用されていない国有地約3.33万ヘクタールを利用し、九墩灘太陽光発電砂漠化対策モデルパークを計画・建設している。その総設備容量は1500万kW。新華網が伝えた。
同パークが完成した後の年間発電量は260億2500万kWhにのぼり、年間で二酸化炭素排出量を2939万1000トンを削減し、年間標準石炭消費量を801万5700トン節約する見込みだ。砂漠化対策面積は約2.87万ヘクタールで、経済効果、生態効果、社会効果のウィンウィンが実現する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月21日