中核集団によると、17日、中国第3世代原発技術「華竜1号」量産化建設1号機である中核集団漳州原発1号機の原子炉建屋ドーム屋根の据付に成功した。これは同原子炉の主体構造プロジェクトの完成を示し、今後の組み立て・コールド試験及び発電開始に向けた基礎を固めた。人民日報海外版が伝えた。
現在、「華竜1号」の第1弾・4基の原子炉すべてが完成し、稼働開始している。「華竜1号」は中国国内での量産化が順調に進んでおり、すでに世界の原発市場において最も競争力を持つ第3世代原子炉の一つになっている。
「華竜1号」の1基当たり年間発電量は100億kWhを超え、中等先進国の100万人の年間生産・生活用電力の需要を満たせると同時に、年間の標準石炭消費量312万トン、二酸化炭素排出量816万トンの削減に相当し、7000万本以上の植林に相当する。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月21日