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【中国グルメ探し】あっさりなのにコクがあるスープの長沙ビーフン

人民網日本語版 2023年03月17日15:28

湖南省長沙市は活気あふれる街として知られている。街中では、早朝から熱々の米粉(ビーフン)の湯気が立ち上り、活気が漂っている。人民網が報じた。

長沙ビーフン。(撮影・袁蒙)

湖南省の人々はビーフンが大好きで、地域によってビーフンの特徴も異なっている。長沙市のビーフン店はほとんどが街角や小さな通りに隠れている。店の外観は立派ではないもの、おいしそうな香りにつられて多くの客がやって来る。

陳学義さん(48)は、長沙市でビーフン店を経営して27年になる。朝4時からスープやタレ、トッピングの仕込みを始め、客が来るとビーフンを茹でて出す。こうした作業が夜までずっと続く。

ビーフン店を経営する陳学義さん。(撮影・袁蒙)

陳さんの小さな店には、おいしいビーフンを食べに、客がひっきりなしにやって来る。「今年、お客さんがまた増えてきた。近所の人もたくさんやって来るし、他の地域から長沙に旅行に来た観光客も多い。今は1日に300-400杯売れる」という。

長沙ビーフン。(撮影・袁蒙)

ビーフンに刻んだ塩漬け辛子のトッピングを入れる客。(撮影・袁蒙)

様々な好みの客を満足させようと、他のビーフン店は新商品を次々と打ち出しているのに対して、陳さんは「湖南人」のスピリッツと誇りを保ち、メニューは「細切り肉ビーフン」だけというこだわりようだ。「ビーフンは新鮮な食材だけでなく、心を込めて作ることも必要。たくさんのお客さんが来てくれるのはとてもうれしいけれど、今の忙しさでちょうどいい。多すぎると手が回らなくなってしまうから」と陳さんは語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年3月17日

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