清の第9代皇帝・咸豊帝の時代に起源を発する「広平繒肘」は約200年の歴史を誇る。「広平繒肘」は、ブタの前足を丸ごと使い、全て手作業で作られる。ブタの前足に、ブタの赤身を詰め、味付けには秘伝の香辛料が使われる。約200年もの間受け継がれてきたその味は、脂身がありながらもくどくなく、旨みが濃い。毎年、春節(旧正月)の時期に親せきや友人をもてなす際の定番料理である「広平繒肘」は、河北省邯鄲市の人々の間で愛され続けてきたご当地グルメだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月15日