山西省臨汾市吉県と陝西省延安市宜川県の県境にある黄河壺口瀑布は、上流で川の氷が解けて流れるようになり、年に一度の「桃花汛」の時期を迎えた。瀑布の水量は急激に増加し、壮麗な滝の景観を作り出している。人民網が伝えた。
「桃花汛」とは、毎年3月下旬から4月上旬にかけて、凍っていた黄河上流で氷が融け、大量の水が流れることで生じる「春の増水」のことだ。その水が下流に至る頃、沿岸の山々の桃の花が満開になるため、こう呼ばれるようになったという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月15日