近年、毎日コーヒーを飲むのが多くの人の習慣になっている。さまざまな資本やブランドのカフェも、大都市から三線・四線都市へと絶えず事業を拡大している。広西壮(チワン)族自治区南寧市では最近、1杯5元(1元は約19.4円、約97円)ほどでコーヒーを提供するカフェが次々に現れ、中には2元(約38.8円)以下というところさえある。
午前9時30分、南寧市新竹路にあるカフェは注文がピークを迎えていた。7時の開店から3時間で、デリバリーの注文だけでも50件を超えたという。同店は最近、特別価格キャンペーンを打ち出しており、一番安いコーヒーだと1杯わずか5.8元だ。食品デリバリープラットフォームには、4.8元、6.99元、9.9元といった価格設定のコーヒーがずらりと並んでいる。
ドリップコーヒーは社交のための飲み物から日常的な飲み物へと徐々に変わりつつあり、カフェ側は店舗の面積を小さくしたり人件費を削ったりとコストを下げて対応している。このほか、商品の標準化、出店の規範化、強力なサプライチェーンの保障も、経営を維持するためのカギになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年3月31日