「パンダ特別列車」が3月18日、再び運行された。今回の特別列車は、四川省成都市を出発し、西昌・麗江・玉竜雪山などを経由して雲南省西双版納(シーサンパンナ)に向かい、同月24日に成都に戻る。
「パンダ特別列車」は、中国鉄路成都局集団有限公司が出資して打ち出しており、四川成都鉄路国際商旅集団有限公司が運行するハイグレードの観光列車。同列車は、10両編成の380V25G客車をベースとしている。列車全体がパンダをテーマにデザインされており、「パンダ楽園(多機能娯楽ルーム)」、「パンダレストラン(食堂車)」、「パンダ悦府(特級一等寝台)」、「パンダ雅舎(高級一等寝台)」、「パンダ帰閣(高級二等寝台)」という5種類の機能別車両で構成され、座席総数は252席となっている。
「パンダ特別列車」は、2021年3月に運行をスタートし、貴陽・湘西・敦煌・吐魯番(トルファン)、哈密(ハミ)、西双版納各地などで運行されてきた。今年3月に運行された列車は、四川省から西双版納に向かう初の観光列車となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年4月14日