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黒竜江省に春の耕作シーズン到来 ここにも「科学技術」満載

人民網日本語版 2023年05月05日15:24

中国は今、春の耕作・種まきの重要なシーズンを迎えており、黒竜江省の各地でも耕作が急ピッチで進められている。黒竜江の黒い大地では「穀物は科学技術から生まれる」といった状況で、忙しそうに働く農家の姿はますます少なくなっている。その代わりに農業用機械がごうごうとうなり声を上げる様子をよく見かけるようになった。田畑にもあぜ道にも「科学技術」が満ちている。人民網が伝えた。

このほど同省綏化市北林区の約10万3千ヘクタールのトウモロコシ畑が種まきシーズンに突入した。同区東富鎮東富村のトウモロコシ畑では、現代式の大型播種機2台が、中国独自の衛星測位システム「北斗」の「指揮」の下で稼働し、播種機が動いた後には2本の大きなうねができて、まっすぐに伸びていた。その様子はさながら巨大な「風景画」だ。

「北斗」の「指揮」の下で稼働する播種機

「北斗」の「指揮」の下で稼働する播種機(撮影・蒋宝棟)

北大荒集団宝泉嶺支社黒竜江二九〇農場有限公司の現代化農業モデル区スマート工場化育苗拠点では、レール式の「形質識別・生育状況分析装置」が苗の「観察者」に早変わりし、生育状況の情報を正確に収集し、苗代スマート管理コントロールシステムと合わせて、育苗ハウス内の温度、湿度、土壌の酸性度(pH)、肥料・農薬の使用を自動化し、精密に数値化された管理コントロールを実現している。

北大荒集団宝泉嶺支社の水稲育苗ではレール式の「形質識別・生育状況分析装置」のテスト応用が行われている。(撮影・徐磊)

北大荒集団宝泉嶺支社の水稲育苗ではレール式の「形質識別・生育状況分析装置」のテスト応用が行われている。(撮影・徐磊)

同集団黒竜江勤得利農場有限公司農業生産部の劉吉龍部長は育苗の検査をする際、「ビニールハウス内の温度と湿度を厳格にコントロールするとともに、水やりの回数と量を厳格にコントロールし、苗の生育状況を常時チェックし、病害の発生を予防しなければならない。このほかにも天気の変化に絶えず関心を寄せ、低温になった時はフィルム被覆による保温などの温度管理措置を取るよう注意しなければならない」と述べ、栽培農家の劉汝川さんに対して根気よく細やかに指導していた。現在、勤得利農場有限公司は水稲の苗の管理が重要なタイミングを迎えており、農業技術者が毎日ハウスに入って温度や湿度を検査し、栽培農家に対して、温度調節、酸性度調節、水量コントロール、病害予防、肥料の使用などの作業を速やかに行うよう指導し、そして苗の管理技術について詳しく説明し、水稲の強い苗作りを保証しようとした。

北大荒集団勤得利農場有限公司の農業技術者が田畑で指導する様子。(撮影・劉江)

北大荒集団勤得利農場有限公司の農業技術者が田畑で指導する様子。(撮影・劉江)

春の耕作シーズンには、黒土の上空で「北斗」衛星が測位し、農業用ドローンが地上を駆け巡り、農業技術専門家が田畑で実地に指導し、各種の5Gセンサーが耕作地に広く分布する……こんな生き生きした現代型農業の春の耕作シーンが浮かび上がってくる。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年5月5日

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