中国人は仕事をしていない余暇時間をどのように過ごしているだろうか。2022-2023年「中国の素晴らしい生活大調査」によると、中国人にとって平日の余暇時間の3大選択肢は、▽スマートフォンでの娯楽▽スポーツ・トレーニング▽ネットショッピング、だという。
過去3年間のデータを見ると、スマホでの娯楽は中国人の「時間つぶし」の必須アイテムになっており、これを選ぶ人の割合が上昇を続け、3年間で約14%上昇した。
同調査によれば、余暇時間にスマホでの娯楽を選ぶ人を居住地別に見ると、農村部が都市部を上回った。ここ数年間で、5Gや4Gブロードバンドのネットワーク建設が加速するのにともない、地域による差が徐々に縮まっている。
7大エリア別に見ると、余暇時間に最もよくスマホを利用するのは東北エリア、華北エリア、華中エリアの人々だ。この3エリアでは、半分以上の人がスマホと共に余暇時間を過ごしている。
恋愛・婚姻状況別に見ると、シングルの人はスマホでの娯楽を選ぶ割合が最も高い。
しかし2022年には、恋愛中の人が余暇時間にスマホでの娯楽を選ぶ割合が約9%増と大幅に増加した。恋人ができてもスマホを手放せない様子が伝わってくる。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年5月3日