広東省江門市管轄下の開平市に設置されている「江門地下ニュートリノ実験(JUNO)中心検出器」は、中国科学院と広東省が共同で建設した大型科学装置で、ニュートリノの質量順序の測定およびニュートリノ混合パラメータの正確な測定を主な科学目標とするとともに、その他複数の科学の先端研究も実施する。新華社が報じた。
地下にある実験ホールの中心検出器のステンレス製メイン構造の設置はすでに完了しており、2024年の竣工・運営開始が予定されている。運営後は、ニュートリノ研究に関する国際センターのひとつとなる。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年6月16日