中国ジャイアントパンダ保護研究センターによると、韓国に貸与され、京畿道竜仁市の愛宝楽園(エバーランド)で飼育されている雌のジャイアントパンダ「華妮(韓国名・愛宝、アイバオ)」が7日、双子の雌の赤ちゃんを出産した。これは今年に入って、海外で誕生した初のジャイアントパンダの双子となるほか、韓国で誕生した初の双子パンダとなる。
今年2月中旬、「華妮」に発情の兆候が見られた。そこで中韓両国の専門家チームは、直ちにオンライン技術指導交流プラットフォームを立ち上げ、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの専門家によるきめ細かい指導のもと、「華妮」と「円欣(韓国名・楽宝、ルーバオ)」との自然交配を成功させた。6月初め、「華妮」に妊娠の兆候が見られた。順調な出産を保障するため、パンダ保護研究センターは速やかに専門家を韓国に派遣し、「華妮」の出産前後の飼育管理や育児に関する現地指導を実施した。両国の専門家による共同の努力と切なる期待を受け、韓国時間7月7日午前4時52分と6時39分に双子を出産した。出生時の体重は、姉パンダが180グラム、妹パンダが140グラムだった。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年7月11日