2014年4月21日  
 

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メーデー連休の海外旅行先、「韓国・台湾」が大人気

中国人客の足遠のく「シンガポール・マレーシア・タイ」

 2014年04月21日13:26
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 「五一(メーデー)」連休が近づいてきた。 中国の海外旅行市場では、マレーシア航空機行方不明事件の影響が続いており、シンガポール・マレーシア・タイ方面へのツアーに申し込む中国人はほぼ皆無の状態だ。一方、近場の韓国旅行が人気を集めている。北京晩報が伝えた。

○韓国・台湾方面ツアー、ほぼ完売

 ある北京市民が18日、メーデー連休中の韓国ツアーへの参加申込を済ませたところ、旅行代理店の販売担当者から、「お申込みが2日遅かったら、すでに完売状態になっていたと思われます」と言われたという。

 今年のメーデー連休は、韓国ツアーが大人気だ。早い人は、3月末にツアー参加申込を済ませており、連休が始まる半月前には、ほぼ完売の状態となった。市場の状況から見て、韓国ツアー人気の背後には、まず、韓国ドラマの大ヒット現象がある。中年層や高齢者層までもが、「韓流スターの追っかけ」をやっているのだ。2番目の理由として、わずか3日間というメーデー連休の短さから、近場の韓国観光が時間的にぴったり合ったことが挙げられる。

 韓国のほか、メーデー連休の人気海外旅行先として、台湾も目立っている。台湾出入国管理部門は18日、台湾を訪れる大陸部個人観光客の割当枠を1日3千人から4千人に引き上げたが、訪台大陸部個人観光客に発行される「台湾居民来往大陸通行証」は、今から申請しても、5月2日からしか有効にならない。ある旅行者の担当者は、「今から通行証を取得しても、メーデー連休中の旅行には間に合わない。この通行証は、申請から発行までに通常半月かかる。ピーク期に台湾観光を計画しているのなら、通常期より早めに申し込む必要がある」と指摘した。

○シンガポール・マレーシア・タイ方面へのツアー、軒並み「閑古鳥」

 東南アジア観光といえば、「シンガポール・マレーシア・タイ」が定番だが、今年のメーデー連休は、予約が極端に落ち込んでいる。各旅行会社は、少しでも販売を伸ばそうと、これら3カ国向けツアーの料金の割引を行ったが、買う人は誰もいない状況だ。

 具体的にみると、マレーシアとシンガポールをセットにしたツアーが一般的だが、マレーシア機行方不明事件の影響がかなり大きく、一部の観光客は、「この航路の航空機には乗りたくない」と心理的に二の足を踏んだため、ツアー商品の売れ行きにかなりの影響が及んだ。意外なことに、タイ方面へのツアーも全く人気がなく、申込客はほぼ皆無の状態だ。旅行会社の職員は、「新旅行法が昨年施行され、強制的なオプショナルツアーやショッピングに対する規制が敷かれ、それまで低価格が売り物だったタイツアーの旅行代金が高騰した。このため、旅行代金を重視する観光客にとって、タイツアーの魅力は失われた」と述べた。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年4月21日

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