2013年3月17日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:09 Mar 17 2013

代表、委員らが両会後の第一の取り組みを語る

 「両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)」によって広西チワン族自治区忻城県馬泗郷馬泗村の党支部副書記で「大学生村官」(農村でリーダーの補佐役を務める大学卒業生)の李欣蓉代表は新たな目標を確立した。「村に戻ってまずやらなければいけないのは、農村のごみ処理事業の進展具合を把握することだ。地元と連絡を保ち、意見のフィードバックをすると同時に、20余りの自然村落の責任者を集めて村規約を定め、各自の環境保護任務を明確化しなければならない」。李氏は2年前に村官の任期が終わった後も、村に留まることを選択した。「問題は少しずつ積み重なってきたものであり、その解決も一歩一歩着実にやるしかない」。両会の精神は李氏の心に深く刻まれた。

 平潭総合実験区の建設は積極的な進展を遂げ、台湾系企業・プロジェクトとの提携が進んでいる。福建省経済貿易委員会主任の周聯清代表は「今後は両会の精神を真剣に貫徹し、政府活動報告の打ち出した『両岸関係の深化と平和的発展の政治的、経済的、文化的、社会的基礎を揺るぎないものにする』との指示に従い、体制や仕組みを革新し、より柔軟で開放的、包容的な対台湾政策を実行し、福建・台湾産業の深い結びつき、深い融合を促進し、両岸交流・協力の新たなモデルを探り、平潭を両岸同胞の幸福なふるさとにするべく努力しなければならない」と述べた。

 中国工程院院士の鍾南山代表も全人代閉幕後、普段の職場に戻る。だが環境汚染対策、医療改革、食品や医薬品の安全性など、多くの問題を常に気にかけている。広州に戻った後も関連資料を集め、大衆の意見を幅広く募り、しっかりとした調査を行う。鍾氏にとって77歳という高齢は問題ではない。今もなお国の「五位一体」建設のために努力し続けるつもりだ。

 陝西省共産党委員会副主任委員の周新生委員は今後の取り組みについて「引き続き今回の会議の考えに沿って民生に注目し、民主的監督に注目し、もう見慣れてしまっているが一定の危険性を持つ問題に注目するとともに、取り組みの作風の転換や腐敗対策の問題に引き続き注目していく。民主的監督の面では私も少し模索し、過去10年間の会計検査・監督面の経験と結びつけ、全国政協の仕組みを利用して調査・研究を行い、成果を勝ち取りたい」と述べた。

 珠海金山軟件公司会長の雷軍代表は、全人代の閉幕を目前に、自らの使命がようやく始まると考えている。企業のリーダーである雷氏はこれまで自社の問題ばかりに関心を払ってきた。だが今は全人代代表として、もっと業界全体、社会全体の事に関心を払わなければならないと考えている。雷氏は「起業とイノベーションにおいては、やはり資金調達が重要だ」と指摘。大会閉幕後、業界の人々と共に国内「天使投資」計画を一段と推進し、自らが実践躬行するだけでなく、政府の主管部門や成功した実業家にも参加を呼びかけ、社会全体で起業・イノベーション環境を守るよう促す考えだ。

 中国工程院院士の王夢恕代表は74歳の今も意気軒昂だ。すでに4期全人代代表を務めており、自らが問題解決を呼びかける1つの「ブランド」となっている。「本当の話をするのが効果的だ。事実が証明しているように、みなが尊敬し、同意するのは本当の話だ」。全人代代表として最も喜び、安堵させられるのは、多くの問題の解決を促したことだ。王氏の姉は臨終時の言葉で、世界の欠点に対して怒らないようさとした。「私は今、怒らないことを学んだ。それでも本当の話をして、公共の利益を損ない私腹を肥やす連中を怒らせる必要がある!」。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年3月17日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古