外交部:いわゆる中国の「隠れた保護主義」について
洪磊報道官 |
外交部(外務省)の定例記者会見で19日、洪磊報道官が南極の海洋生物資源の保護や国連の武器貿易条約などについて質問に答えた。
記者:スイスのサンクト・ガレン大学の専門家が先日の報告で「中国は内需拡大に尽力しているため、対中貿易は欧州経済回復の助けとなる。だが中国の『隠れた保護主義』がEUの対中輸出拡大を妨げ続けている」と指摘した。報告はEUは中国に対して「両面的」貿易政策を実施すべきだとしている。これについて中国側のコメントは。
洪報道官:中国と欧州の経済貿易関係の本質は互恵・ウィンウィンだ。近年、双方の経済貿易協力は安定した成長を続け、各自の発展を促したのみならず、双方の国民に確かなメリットをもたらした。これは誰の目にも明らかな紛れもない事実だ。
互いに最も主要な貿易パートナーとして、双方は平等と相互尊重を基礎に、建設的な精神に基づき対話を強化し、話し合いによって問題を解決する方針を堅持すべきだ。現在の状況の下、双方はなおさらに保護主義に反対し、相互開放と相互協力を堅持すべきだ。これは双方の根本的利益に合致するのみならず、世界経済の再生を促すうえでもプラスだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月20日