習近平主席とウズベキスタン大統領が会談
習主席は9日、ウズベキスタンのカリモフ大統領と会談した。 |
習近平国家主席は9日、ウズベキスタンのカリモフ大統領とタシケントで会談した。両首脳は中国・ウズベキスタン関係および関心を共有する国際・地域問題について率直で誠意ある、踏み込んだ意見交換を行い、広範な共通認識にいたり、戦略的パートナーシップの一層の発展と深化を決定した。
両首脳は中央アジア情勢について意見交換。いかなる方式であれ外部勢力が中央アジア諸国の内政に干渉し、中央アジアの安定を破壊することへの反対を表明した。また、法執行、安全保障、防衛分野の協力を全面的に深化し、力を合わせて「3つの勢力」(分離独立派、宗教過激派、テロ勢力)、麻薬密輸、国際犯罪を取り締り、大型協力プロジェクトを守り、両国の共通の安寧と中央アジア地域の平和・安定を守ることを決定。上海協力機構内での協力を強化し、新たなチャンスを捉え、新たな試練に対処し、新たな発展を遂げるよう同機構を後押しすることを決定した。
両首脳はアフガニスタンなどの問題についても意見交換。国際社会と共にアフガニスタンの平和・和解・復興プロセスを支持する意向を表明した。
会談後、両首脳は「戦略的パートナーシップの一層の発展と深化に関する中国とウズベキスタンの共同宣言」「中国とウズベキスタンの友好協力条約」に署名。経済、貿易、エネルギー、投融資、中国語教育分野の協力文書の調印に立ち会った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月10日
【特集】習近平主席が中央アジア4カ国歴訪 G20と上海協力機構首脳会議出席