「女子を探せ!」 男子だらけの大学食堂の画像が話題=中国
定められた物を画像の中から探し出す携帯アプリ・中国版ウォーリーを探せ「Find Something」が中国で、大ヒットしている。一方、中国のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・ サービス)「人人網」のユーザーが最近、実写版「Find Something」を制作して投稿。男子だらけの大学食堂の写真と共に、「女子を探せ」と書き込み話題になっている。荊楚網が報じた。
同投稿に映っているのは陝西省西安市の西北工業大学の食堂。大勢の学生が食事をしているが、どう見ても女子大生が見当たらない。同投稿者は、画像に「Find Something」のバックや得点、残り時間なども入れる手の施しようだ。
同投稿はわずか数日で、4万回以上転送。ネットユーザーからは、「かわいそすぎる」「学校の男女比率がアンバランスになっていることを如実に物語っている」「どうやっても見付からない。お助けアイテムを使わないと」などとの声が上がっている。また、「女性を見つけた。それも5人。3人は食堂で料理するおばちゃん。1人はジュース売り場の販売員。もう1人は左上の角でお皿を持って席を探している……」と指摘する、「目のいい」ネットユーザーも登場。同じく「男女の比率がアンバランス」な学校に通うネットユーザーらが、同投稿に“涙をこぼした”。
南京工業大学材料学院を卒業したという朱さん(男性)は、「私たちの時代も男女の比率が5:1以上で、女子が10人以上になることはなかった。当時、ボランティア活動に参加したが、約40人中、女子は7人しかいなかった。グループ分けする時も、女子の数を先に数えて、各グループに必ず女子が1人はいるようにしていた。もしある男子が欠席して、補充に女子が手配されたら、そのグループの男子は、他のグループから羨ましがられていた」と思い出を語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月9日