アップル 中国の消費者に謝罪、サービスも改善
米国アップル社は1日の夜、公式サイトを通じてティモシー・クック最高経営責任者(CEO)の署名が入った中国の消費者への謝罪文を発表した。それによると、2013年4月以降は保証期間内のスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone4」と「iPhone4S」について、部品の交換ですぐに対処できない故障が生じた場合は新しい端末と交換し、これまで交換に応じなかった背面カバーも新しいものに交換するようにし、さらには保証期間を交換した日から1年とする延長措置を取るという。「人民日報」が伝えた。
アップルは謝罪文の中で、過去2週間に受け取ったアップルの中国での修理・メンテナンス方針に対するフィードバック(利用者からの意見)を「真剣に振り返り」、関連部門とともに中国の「三包規定」(修理、交換、返品の保証に関する規定)を詳細に検討し、また「メンテナンス方針の通知方法」も詳細に検討して、権限を授与したサービス提供業者に対する管理の規範を整備したと述べた。
またアップルは謝罪文の中で次のように強調した。「われわれはこれまでの過程で、外部への通知不足からアップルの態度は傲慢だとみなされてしまったこと、消費者からのフィードバックを気にとめていなかった、あるいは重視していなかったことを認識している。このために消費者に与えたすべての疑念や誤解に対し、われわれは心から謝罪を意を表する」。
アップルによると、先月18日からの1週間に、権限を授与した中国のすべてのサービス提供業者に新たな人材育成教材を送り、アップル製品に関連したサービスを提供するすべての人材がアップルの方針を熟知しているだけでなく、「三包」規定と関連政策についても掌握しているようにしたという。
またアップルはフィードバックサービスの改善も行った。現在では、消費者はアップルの公式サイトを通じてアップル社と連絡を取ることが可能になったという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年4月2日
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