男性が友人の妻と一緒にいると性欲減退 米研究
米紙デイリーニューズのウェブサイトはこのほど、「ミズーリ大学の研究者は、男性が友人の妻と交流すると、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が減少することを発見した」とする記事を掲載。「つまり、性欲が減退するということ。『友人の妻と不適切な関係になってはならない』という生理的意識を、科学的に証明した」と指摘した。生命時報が報じた。
同研究員は進化論という立場から分析を進め、「男性が性的なパートナーとなる可能性のある女性や敵の配偶者と交流すると、テストステロンの分泌が通常より増加する。つまり性欲が強まるということ。ところが、友人や仲間と安定した良い関係を築くと、心理的に敬意を抱くようになり、結果その妻と一緒にいる時、テストステロンの分泌が減少し、性欲が減退する」と指摘している。一方、同研究結果を掲載した性科学誌は、「テストステロンの分泌の変化は、男性が友人と良い関係を築き、不和を解決したり、共通の脅威に対処したりするのに役立ち、最終的に1人の男性に3人の協力者ができる」との見方を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月2日