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中国人の海外旅行、お目当てはショッピング 英紙

 英デイリー・テレグラフ紙の公式サイトは8日付で、「中国:新しい買物客大国」と題する文章を掲載した。日曜日の朝9時15分、テムズ川沿いにあるウィンザー城の駐車場には、ピカピカの大型観光バスがずらりと並んでいた。そのうちの1台から、約15人の中国人観光客が次々と降りてきたが、彼らには美しい景色を味わう暇はなかった。この日は、英国周遊8日間の旅の最終日で、彼らはすでに英国を1千マイル(約1600キロ)以上旅してきた。この日のお目当ては、ウィンザー城見学後のアウトレットショッピングセンター「ビスタービレッジ(Bicester Village)」だった。午後4時30分にはヒースロー空港に到着し、帰国便に搭乗しなければならない。環境時報が伝えた。

 羽振りの良い中国人観光客は英国でも、ビジネスのターゲットとなっている。中国人観光客の英国滞在中の消費額は、平均約1600英ポンド(約24万円)と、外国人観光客平均の3倍に及ぶ。ブランド好きの中国人女性にいたっては、5千英ポンド(約76万円)以上消費するケースもある。中国のアウトバウンド旅行市場は、2020年には日本の3倍に達すると見込まれ、そこには巨大なビジネスチャンスが眠っている。

 ショッピングはすでに、中国人観光客にとって新たな観光目的となった。経済学者の謝国忠氏は、「豊かになりつつある社会からやってきた彼らには、モノに対する強烈な欲望がある」と指摘した。老舗百貨店ハロッズは、激増しつつある中国人観光客に対応するため、中国語を話す従業員約70人と中国銀聯カード端末約100台を配置した。しかし、これだけでは十分ではない。専門家は、「店員は、豊かな商品知識を備えていなければならない。中国人は、細かい点まで納得のいくまで聞きたがる」と指摘した。このほか、中国式方法で中国人客を迎えるため、店員へのトレーニングも必要だ。顧客のクレジットカードは、まるで「表彰式」の時のように、必ず両手で受取らなければならない。

 ウィンザー城を観光していた中国人観光客には、40歳くらいの企業家や、70歳を超えたリタイアした元会計士もいる。全員が、強大化しつつある中国都市に住む中産階級だ。彼らのほとんどは、お城の観光はそこそこに、早くアウトレットに行ってショッピングを楽しみたいと思っている。運転手のジムさんは、「先週末は30台の大型観光バスが来ていた。お客はすべて中国人だった」と語った。昨年ショッピングに訪れた中国人観光客は、前年比70%増加した。

 20分後、英国を代表するファッションブランド・バーバリーは、東洋からの「侵略者」を喜んで迎えた。同店は、中国人観光客のために、営業時間を中国語で表示し、中国語を話すショッピング・ガイドを配置した。中国人観光客一行は蜘蛛の子を散らすようにあちこちに散らばり、お目当ての高級ブランドショップ各店に駆け付けた。ある男性客は、妻にコートを買ったが、そのコートには「メイドインチャイナ」の表示があった。彼は、自国産のヨーロッパブランドを買うために、わざわざ5千マイル離れた欧州にやって来た訳だ。しかし、中国では、高い税率ゆえに、ぜいたく品の販売価格は40%も高く、その上ニセモノもかなり混じっている。

 ヒースロー空港へ急ぐバスで、ある女性客が携帯電話で車窓の景色を撮影し始めた。彼女に「どこに一番引かれますか」と尋ねたところ、「田舎。がらんとしているから」という答えが返ってきた。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年4月10日

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