2013年6月17日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:09:07 Jun 17 2013

<企画>北京のタクシー 30年の変遷

 「都市の顔」といわれるタクシー。タクシーの発展は、都市の発展をそのまま反映している。黄色い軽ワゴン車に始まり、「夏利(シャレード)」「富康(フーカン)」「捷達(ジェッタ)」の御三家時代、「北京現代(ヒュンタイ)」の全盛時代を経て、今やハイブリッドカーやバリアフリー車も登場した北京タクシーは、30年の歩みを経て現在に至っている。北京タクシーの料金が30年でいかなる変遷を辿ってきたのか、振り返ってみよう。

○1984-1996年


黄色い軽ワゴン車


   北京市にタクシーが登場したのは、1980年代末。当時、タクシーを使う人といえば、地元以外の人と外国人の「両外」に限られていた。乗車料金もかなり高かった。1984年から1996年までのタクシー料金は、10キロメートルあたり10元(約150円)、主要車種は、「面的」と呼ばれた黄色いワゴン車だった。


○1996-1998年


夏利

   1990年代に入ると、北京のタクシーは台数が増え、「庶民化」「低価格化」の方向に進み始めた。1996年から1998年まで、北京のタクシー料金は、車種により、1キロメートルあたり1.0、1.2、1.4、1.6、1.8、2.0元(約15円から30円)。主要車種は、「面的」、夏利(シャレード)、富康(フーカン)、捷達(ジェッタ)、紅旗(ホンチー)など。

○1998-2006年



富康

   1998年から2006年までの北京のタクシー料金は、シャレードが1キロあたり1.2元(約18円)、富康とジェッタが同1.6元(約25円)の2パターンのみ。主要車種もこれら3モデル。当時のこのような措置によって極めて良好な効果が得られ、「面的」は路上から完全に姿を消した。

○2006-2013年


   北京市は2006年、タクシー料金の大改定に踏み切った。同市は同年5月20日より、1キロあたり1.6元だった一部車種の料金を同2.0元(約30円)に引き上げ、その他車種の料金は据え置いた。初乗り料金、初乗り超過後の基本単価、深夜割増料金、待機料金、低速走行時料金などその他の徴収基準も改定されなかった。


○今回の最新改定



ハイブリッド車


   北京市のタクシー料金は、今月10日より、段階的な値上げがスタートした。初乗り(3キロ以内)が13元(約200円)、初乗り超過後の基本単価は1キロあたり2.3元(約35円)。燃油費は 1回の乗車につき1元に引き下げられた。

■関連ニュース:

北京タクシー料金調整法案が本決まり
北京、天然ガスタクシー導入本格化 7月には2千台規模
北京でタクシ-乗車難が深刻化、運賃引き上げを検討
北京、タクシー初乗運賃値上げを検討 10元から13元へ
北京タクシー料金調整、6月実施が有望視

 「人民網日本語版」2013年6月14日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古