中国大陸部 世界3位のクロスボーダーネット通販目的地に (2)
PayPal中国区中小企業部総経理の馮錚氏は、「多くの中小貿易会社はウェブサイトのモバイル化に取り組んでいない。これはこの現象に気づいておらず、意識が低いことによるものだ。また物流やクロスボーダーマーケティングなどの問題に忙しく、モバイル化に取り組む余裕がないという理由もある」と分析した。
馮氏は、「消費者は通常、空き時間を利用してモバイルクロスボーダーネット通販を利用する。ネット通販サイトがモバイル端末の規格に合っていなければ、消費者のショッピングの利便性を損ね、別のページに移行する確率が高まる。中国の中小貿易会社はモバイルクロスボーダーネット通販のすう勢に出来るだけ早く注目し、ウェブサイトのモバイル化を重視するべきだ」と提案した。
PayPalアジア地域バイスプレジデントのRohan Mahadevan氏は5日に深センで、「10月11日より中国を含むアジア太平洋地域で、新たな売り手保障プランを実施する。アジア太平洋地域で実体商品(デジタル化商品を除く)を手がける、PayPalを利用する条件に適した貿易会社が、本人未確認の決済や商品未到着を理由に補償・返品・決済取り消しを求められた場合、PayPalが損失の全額を負担する」と発表した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月9日