「イケメンすぎて国外退去」のオマール氏に日本女性メロメロ

　アラブ連合共和国の男性3人が今年4月、サウジアラビアに渡航した際に、容姿が端麗すぎるとして同国から国外退去処分となった。このうちの1人だと自ら称する、カメラマン兼モデルのオマール・ボルカン・アルガラ氏は、その深い眼差しと微笑みで女性達を魅了してやまない。「イケメンすぎて一つの国から追い払われる」という不幸な出来事が、世界中の注目を集めるきっかけとなり、彼はこのたび日本にやって来た。台湾東森テレビ（電子版）が伝えた。

　オマール氏はこのほど、日本の大手乳製品メーカーが主催するイベントの親善大使として招かれ、東京で行われた大型ファッションショーに姿を見せた。アラブの民族衣装に身を包んだオマール氏は、情熱的な眼差しとセクシーな微笑みで、日本女性の心をわしづかみにした。

　「日本の女性は、優しく、笑顔が可愛らしく、男性を立ててくれる」-オマール氏はこのように日本女性の長所を挙げ連ね、恥ずかしそうに「本当に美しい」とつぶやき、日本女性を「外見と内面の美しさを兼ね備えた女性の鏡」だと褒め称えた。若干23歳、196センチという長身のオマール氏は、そのすらっとした体つきと美しいルックスを武器に、活躍の場をどんどん広げている。今年の誕生日には、匿名のファンからベンツをプレゼントされたという。

　オマール氏はアラブ連合共和国の代表団として、「Jenadrivah Heritage & Cultural Festival」というイベントに参加するためにサウジアラビアに向かったが、主催者側が「容姿が端麗すぎる」であることを理由に、会場から彼を強制的に退去させたといわれている。オマール氏はこの件について、「当時は、なぜ国外退去を命じされたのか分からなかったが、『ルックスと直接関係がある』とは思いも寄らなかった」と話している。（編集KM）

　「人民網日本語版」2013年9月6日