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日本が15カ月連続で貿易赤字 半期最大の赤字を記録

 日銀は21日に発表した報告の中で、全国9地域の経済が全面的に回復したと判断した。一方で財務省が同日発表したデータによると、日本の9月の貿易赤字は9321億円に達した。この数値はエコノミストの9339億円という予想を下回ったが、15カ月連続の貿易赤字で過去最長記録を更新した。今年上半期(4−9月)の日本の貿易赤字は4兆9892億円(通関ベース)となり、1979年の統計開始以来で半期ベースとしては最大の赤字を記録した。経済参考報が伝えた。

 日本の9月の輸出額は前年同月比11.5%増の5兆9721億円に達し、7カ月連続で増加した。日本の9月の輸入額は16.5%増の6兆9043億円に達し、11カ月連続で増加した。輸出の増加が著しい商品には自動車・鉱物性燃料・有機化合物などがあり、輸入の増加が激しい商品には通信機器・半導体などの電子部品および衣類などがある。

 日本の昨年9月時点の貿易赤字額は5682億円で、この1年間で64%増となった。原発の稼働停止および円安の影響により、液化天然ガス(LNG)など火力発電用燃料の輸入額が急増し、貿易赤字拡大の主因となった。自動車などの輸出額が増加したため、今年上半期の輸出額は9.8%増の35兆3000億円に達し、2年半ぶりの増加となった。原油と液化天然ガスの輸入額が増加の一途をたどり、今年上半期の輸入額は13.9%増の10兆3000億円と7期連続で増加した。全体的に見て、輸出の増加率は燃料およびスマートフォンの旺盛な需要による、輸入の増加率に追い付いていない。現在、米国は依然として日本の最も主要な輸出先となっている。日本の9月の対米貿易黒字は25%増の5330億円(54億ドル)に達した。しかし日本ともう一つの貿易相手国である中国の状況は、それほど芳しくない。日本の9月の対中貿易赤字は87%と激増し、6200億円(63億ドル)に達した。そのうち中国から輸入する携帯電話および太陽電池が大幅増となった。日本の9月の中国からの輸入額は31%増の1兆6800億円に達したが、対中輸出額は11%増にとどまった。

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