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日本の要素満載のウルヴァリン新作に中国ファンは嫉妬

 「X-メン」シリーズ初の3D映画「ウルヴァリン:SAMURAI」が17日、中国で封切られた。3D作品とあり、主演を務める米人気俳優ヒュー・ジャックマンの熱い胸板が、観客の目の前にまで迫ってくる。ストーリーの90%が日本を舞台とし、日本の要素満載の同作品。それでも、出てくるヤクザなどが下劣で、登場する日本人男性・矢志田もあまりに恩知らずなため、日本の映画ファンにとっては手放しで喜ぶというわけにもいかないようだ。揚子晩報が報じた。

 新鮮さのないストーリー アクションは見所あり

 同作品は、よくあるスーパーヒーロー映画。冒頭で、カナダ北西部の山の洞窟で野性的な暮らしをしていたジャックマン演じるローガン(ウルヴァリン)は、毒矢で襲われたクマがきっかけでハンター達を殺そうとする。しかし、居合わせたユキオという日本の女性に止められる。ユキオが居合わせた理由は、ローガンが70年前に救った矢志田がガンで死の床にあり、死ぬ前に会いたいと言っているためで、ローガンは日本に行くことになる。しかし、ローガンを待ちうけていたのは陰謀だった。ストーリーの中で、ローガンは矢志田の孫娘・マリコと愛し合うようになる。また、矢志田の策略通り体の回復能力を奪われ本来の力が出せなくなってしまう。それでも、最後には「不老不死」を取り戻し、永遠に生きる意義を見つけ出す。

 同作品の中で、ローガンは超人的治癒能力を奪われるだけでなく、手の甲から飛び出す鋭利な爪も切り落とされてしまい、さらに新雪に覆われた山では、忍者軍団に毒矢で襲われてしまうなど、満身創痍の状況が続く。ストーリーにそれほどおもしろさは感じないが、見所ある戦闘シーンもある。例えば、超高速(500キロ)の新幹線の車内でローガンはヤクザと手に汗握る決闘を繰り広げる。しかし、おもしろみのないストーリーであることをジャックマンも知っているのか、筋肉を強調する場面が多い。また、高齢の女性に無理やり風呂に入れられ、髭もそられてしまうシーンは傑作だ。

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