雲南民族大学によると、中国で初めてのヨガ修士の募集を始め、10月10日から出願受付がスタートさせる予定だという。中国新聞社が伝えた。
今年1月17日、雲南民族大学がインドのSVYASA大学と協力して設立した民族伝統体育学専攻(ヨガ)修士の教育プロジェクトが中国教育部(省)の承認を取得し、中国で初のヨガ修士学位を授与することが可能となった。これを受け、雲南民族大学大学院が正式に発表した2018年の修士募集要項から、民族伝統体育学専攻の中にヨガコースが新設されることが明らかになった。
中国・インドヨガ学院の関係担当者によると、ヨガ修士の学制は3年とされ、「2+1」モデルで人材を育成する。つまり中国国内で2年間、インドで1年間学習して単位を修得した上で、学位の授与条件に満たせば、中国とインドの両国から授与される二つの学位証明書を獲得することができるとしている。
また、インドへ留学する学生の基礎を固めるために、学院はヒンディー語、サンスクリット語などの言語授業のほか、インド文化関係の授業も開設する。同専攻は今後、ヨガポーズ、ヨガ哲学、経絡基礎学、ヨガ医学基礎、ヨガ教学法、ヨガ物理療法、ヨガリハビリ・治療、ヨガ解剖学などの授業を相次いで開設する見通しだ。
中国・インドヨガ学院は2015年6月に雲南民族大学で成立し、世界初の両国が協力して設立したヨガ学院。(編集HQ)
「人民網日本語版」2017年10月9日
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