日本でも大々的に報道されていた中日合作映画「空海―KU-KAI―美しき王妃の謎」(原題:「妖猫伝」)だったものの、日本で公開後の評価はあまり高くない。日本の映画関連サイトの26日の情報によると、ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の興行収入が2週連続の首位となり、24日に公開された「空海―KU-KAI―」は、2位になっている。また、「空海―KU-KAI―」の映画レビューアプリfilmmarksにおける平均評価は3点にとどまっており、ネットユーザーからも、「だまされた。150億円の製作費って、冗談でしょ!」、「意味が分からなかった」など、厳しい感想も寄せられている。
日本メディアは「空海―KU-KAI―」について、製作費150億円で、日本映画の平均製作費を大幅に超えていると、大々的に宣伝してきた。また、人気俳優・染谷将太や阿部寛、女優・松坂慶子なども出演しており、日本の映画ファンの期待も高まっていた。ところが、公開されると興行収入は思ったほど伸びず、大ブーイングが上がり、大苦戦を強いられている。
このような低評価、伸びない興行収入は、陳凱歌(チェン・カイコ―)監督にとっても想定外だったといえる。では、同じ映画に対する評価が、中国と日本ではなぜこれほどまで違うのだろう?
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