平面傾斜式スマート駐車場実証プロジェクトがこのほど、重慶市南岸区の中国智谷重慶科創センターで始動した。この新たな傾斜式駐車方法の利用者はがスマート駐車装置に車を入れると、装置は自動的に傾斜し駐車スペースに移動する。この全過程にかかる時間は1分ほどだ。新華社が伝えた。
中国智谷重慶科創センター実証プロジェクトのスマート化駐車場は改修前に車を24台しか駐車できなかったが、改修後は40台に増加する。推算によると、平面傾斜式スマート駐車場は従来の駐車場と同じ面積であっても、駐車スペースを40%から70%に拡大できる。同センターの責任者によると、これは従来の駐車場よりも敷地面積が少なく、改修にかかる期間が短く、高さのスペースを活用できるという3つのメリットがある。
プロジェクト責任者、重慶盛捷高科技有限公司の楊自忠社長によると、平面傾斜式駐車場システムは同社が独自開発し、すでに19件の特許技術を手にしている。中核製品である平面傾斜式スマート駐車装置を例とすると、12個の接近スイッチ(センサー)、8台の測距レーダーを搭載しており、自動駐車や障害物回避などの機能を持つ。設計によると、同装置は現在、既存の駐車場の駐車スペースを拡大するとともに、新エネ車が使用する充電スポットを搭載できる。スマート化制御システムにより、駐車スペースの合理的な利用を実現する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年1月11日
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