2018年の中国における携帯電話ユーザー総数は15億7千万人に

人民網日本語版 2019年03月27日13:31

中国工業・情報化部(省)無線電管理局(国家無線電弁公室)が今月26日に発表した「中国無線電管理年度報告(2018年)」によると、2018年の中国における新規携帯電話ユーザーは1億4900万人で、ユーザー総数は15億7000万人に達した。携帯電話ユーザーの普及率は、100人当たり112.2台と、前年比で10.2台上昇した。うち、中国全土の24省・市の携帯電話普及率が100人当たり100台以上だった。人民網が報じた。

統計によると、2018年、中国全土でモバイル通信基地局が29万ヶ所新たに設置され、合わせて648万ヶ所となった。うち、新たに設置された第4世代移動通信システム(4G)基地局は43万9000ヶ所で、合わせて372万ヶ所となった。新規4Gユーザーは1億6900万人で、合わせて11億7000万人となった。2018年12月末の時点で、中国の第3世代移動通信システム(3G)と4Gの新規ユーザーは1億7400万人で、合わせて13億1000万人となり、携帯電話ユーザーに占める割合は83.4%に達した。

2018年、モバイルインターネットは急速に発展し、消費されたパケット通信量は711億GBと、前年比189.1%増、増加ペースは前年比で26.9ポイント上昇した。モバイルインターネットのパケット通信量は1ヶ月当たり平均4.42GB/ユーザーと、前年比で2.6倍増えた。うち、携帯電話によるインターネットでの消費が702億GBと、前年比で198.7%増となり、全体の98.7%を占めた。

その他、2018年は第5世代移動通信システム(5G)の商用化に大きく近づいた。12月初め、工業・情報化部は、三大移動体通信事業者である中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国電信( チャイナ・テレコム)、中国移動(チャイナ・モバイル)に対して、中国全土の5Gシステムの低周波数帯を試験的に使用する許可を与え、5Gをめぐるテストが大規模に展開中だ。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年3月27日

  

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