親しみやすいキャラクターは世界が中国を理解するための窓口に

人民網日本語版 2019年04月25日09:23

「長草くん」を始めとするキャラクターが、中国文化の海外進出の新たな名刺になろうとしている。今年開催された2019年第9回ライセンシングジャパンにおいて、中国企業の十二棟文化が「長草くん」を始めとする数百のキャラクターを携え参加した。中国経済網が伝えた。

ライセンシングジャパンは日本最大のキャラクター及びブランドのライセンシング商談展で、世界で最も専門的なキャラクター・ブランドの展示会の一つでもある。同展には世界の200以上の企業と団体が出展した。

中国文化の海外進出が加速するなか、伝統的な中国文化とキャラクター文化が融合し合い、全く新しい解釈を行っていくことで、生き生きとした活力を放っている。

長草くんはその典型的な例と言えるだろう。長草くんは2017年12月に東京タワーとコラボし、クリスマスイベントを開催して、日本のメディアや人々の注目を集めた。さらに2018年2月には東京タワーと「中国春節」のイベントを開催し、可愛らしい中国服を着た長草くんが新春のめでたい雰囲気を漂わせただけでなく、中国の伝統民俗文化をPRした。2018年9月には世界最大級の旅行イベント「ツーリズムEXPOジャパン」で、長草くんは山西省のイメージキャラクターとして「山西省にぜひ一度」というフレーズと共に、世界各地の観光客に山西省をPR。さらに今年2月に東京タワーのイメージキャラクター「ノッポンブラザーズ」 と共に、長草くんは東京タワーで節分の豆まきを行った。そして東京タワーは今年初めて中国の春節(旧正月)ムードに合わせて赤くライトアップした。

キャラクターは世界共通の「言語」で、世界が中国を少しずつ理解していくために役立つ新しいスタイルだと言える。キャラクターは個性的な視覚表現で、中国の要素をより分かりやすく説明し、伝統的な中華文化の精神を伝え、現代中国の時代の風貌を表現し、世界の人々が中国を理解するための窓口となっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年4月25日

  

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