フードデリバリーアプリで「キッチンライブ配信」視聴可能に

人民網日本語版 2019年04月23日16:40

天津市河北区市場監督管理局とフードデリバリーサービスのプラットフォームがこのほど、プラットフォームに出店している飲食店を対象としたオンライン・オフライン連動サンプリング検査を共同で実施した。また、携帯アプリでキッチンの様子が視聴できる「キッチンライブ配信」を実施する飲食店を支援した。今晩報が伝えた。

今回の共同調査は、消費者の間で関心が高いフードデリバリー食品の安全問題に焦点を絞って実施された。関係当局とフードデリバリーサービス・プラットフォームは、ベテランの食品安全専門家を現場指導に派遣し、ハイリスク食品に対するサンプリング検査を実施した。オンラインフードデリバリープラットフォーム「Eleme」の担当者は取材に対し、「天津の飲食店は、政府が主導する『明るい厨房』運動を率先して展開しており、飲食店のキッチンにスポットを当て、市民による監督を進んで受け入れたことで、食品安全管理レベルも引き上げられた」と指摘した。河北区の「キッチンライブ配信」飲食店はすでにオンライン放送を始めており、消費者は、携帯アプリで実施店舗のキッチンの様子を撮影した動画を検索・視聴することができる。また、フードデリバリーサービス・プラットフォームはすでに、食品安全封印プロジェクトを始動させており、飲食店でデリバリー食品が完成すると、統一の封印用シールでパッケージされ、宅配担当者がその食品を消費者の手に届けるまで、封印された状態を一貫して保ち、パッケージの「開封・損傷ゼロ」を確保している。同市河北区で初めて試行された食品安全封印シールは、商店代表者にすでに配布済みだという。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月23日

  

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