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北京世園会記念パスポートが5月1日から販売開始に

人民網日本語版 2019年04月27日14:38
北京世園会記念パスポートが5月1日から販売開始に
4月26日に発表された北京世園会記念パスポート(撮影・尹星雲)。

2019年北京世界園芸博覧会(世園会)の記念パスポートが4月26日、北京市の王府井工美大廈の北京世園会公式グッズ旗艦店で正式に発表され、5月1日から世園会公式グッズ販売店で販売を開始することが明らかになった。人民網が伝えた。

世園会記念パスポートの最初のページは紙幣用の紙が用いられており、内側のページには菊の透かしが入った偽造防止対策の紙を採用している。また最初のページには点線状の金属箔が施されており、各ページにも光学可変インクによるマークが印刷されているなど、偽造防止印刷技術に光学可変インクによる印刷技術、スマートスキャン技術と世界各国の国の花の芸術を全体にあしらうことで、来園者は北京世園会の文化と芸術をより深く体験することができるのと同時に、世界各国の園芸文化の精髄を身近に体験し、ビザページにスタンプを押すことで楽しみを得ることができるだけでなく、特別な記念にもなる。

世園会記念パスポートは世園会が公式指定したスタンプコレクションのミニノート。100以上の世園会のスタンプデザインは各参加国と国際組織の審査を経て最終的に決められたもので、これらの国や国際機関の特徴を表現したデザインとなっている。スタンプの中には各国の要素とスタンプ文化が余すところなく盛り込まれており、参加国1ヶ国につき1つのスタンプがあるため、来場者は海外に出かけることなく、100以上の国や国際組織の文化と芸術の魅力に触れることができる。

現在、中国国内の大きなイベントや一部の観光スポットでもこうした記念パスポートが発行されている。国内でこのような記念グッズとしてのパスポートを公式グッズで販売し始めたのは、1999年の昆明世界園芸博覧会からで、2010年の上海万博で盛んになった。1999年の昆明世園会記念パスポートの小売価格は30元(1元は約16.56円)で、2010年の上海万博記念パスポートの小売価格も30元、今回の2019年北京世園会記念パスポートもその小売価格は30元のままとなっており、この20年間にわたってその価格に変化は生じていない。(編集TG)

「人民網日本語版」2019年4月27日

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