「2019年北京世界園芸博覧会(世園会)準備状況発表会」が24日に開かれ、北京世園会のパビリオン建設工事および展示作業が全て完成し、媯汭劇場や永寧閣などの公共景観エリアの主要施設工事および園区内の喬・灌木の植樹や花壇の設営も全て完了したことが明らかになった。北京青年報が伝えた。
〇海外出展は過去最多の110団体
北京世園会組織委員会委員および北京世園会執行委員会副主任兼秘書長を務める北京市の王紅副市長は、「110の海外団体の出展が確定している。また、31省・自治区・直轄市、香港・マカオ・台湾地区、関連企業、科学研究機関など国内120以上の非政府団体の出展も確定し、もともと設けられていた『ダブル100』という出展招致目標を見事達成し、A1類世園会の海外出展数における過去最高記録を更新した」と話した。
〇162日間の会期中に次々開催される各種フラワーコンテスト
北京世園会組織委員会副主任委員および北京世園会執行委員会執行主任を務める中国花卉協会の江澤慧会長は、「世園会の開催期間中、各自の特色を備えた国内外の稀少な花卉や果樹、野菜、中薬植物、お茶、コーヒーなどが100ヶ所の展示区で展示される」と紹介した。
「このほか、会期中には、屋外展示区コンテスト、屋内展示区コンテスト、屋内フラワーコンテストなど数多くの競技イベントが開催される。バラエティに富む競技イベントが次々と開催され、来園客は、162日間におよぶ会期中のいつ何時訪れても、必ず何らかのイベントを楽しむことができる。162日間で一連の文化イベントが計2500回開催される予定だ」と江会長は続けた。