24日午前3時、マーベル映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」公開初日の深夜上映が終わった。スクリーンにエンドクレジットが映し出される頃になると、多くの観客は3Dメガネをはずして微博(ウェイボー)を更新し、チェックし始めた。同作品に関する話題は一気にウェイボーで「炎上」するほどの勢いに達した。中国新聞網が伝えた。
〇記録的興行:超満員の映画館と大量のネタばらし
23日夜、「アベンジャーズ/エンドゲーム」公開初日を迎えた各大型映画館の様子は、まるで「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」のような混雑ぶりとなった。
北京市内のある映画館で、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の上映を待つ観客(撮影・任思雨)。
国家電影事業発展専項資金管理委員会弁公室の統計データによると、24日午後5時の時点で、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の興行収入は、累計5億7900万元(1元は約16.6円)に達した。
23日午後11時、北京市豊台区にある映画館のホールは、同作品の主な観客層である若者たちで溢れかえっていた。彼らの多くは、雷神ソーやキャプテン・アメリカがプリントされたTシャツを着ていた。
北京市内のある映画館で、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の上映を待つ観客(撮影・任思雨)。
2008年の「アイアンマン」から始まった「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」シリーズ22作品は、「インフィニティ・サーガ(The Infinity Saga)」という名前が与えられ、今回公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」は、同シリーズの真の意味での「段階的な完結編」となる。